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多くの女性がナプキン使用時に肌のかゆみやかぶれに悩んでいるようです。
キューズベリーが独自に行ったアンケート調査でも、生理中の悩みとして、229人中56%の方が
「肌のかゆみ、かぶれ」を挙げました。これは、生理痛という回答59%に次ぐ2番目の多さです。
実際、私も生理中の肌のかゆみには悩まされています。
そもそも、なぜ、生理中には肌のかゆみやかぶれが起こりやすいのでしょうか?
助産院「ばぶばぶ」の小林寿子先生にお話を伺ってきました。

月経中の肌のかゆみ。かぶれには様々な原因があります。
・衣服・下着の着用時の圧迫による蒸れ
女性のデリケート部分は、皮膚の表皮の中でも一番外側にある角層がもともと薄く、
日常生活での動作などからくる摩擦などで刺激を受けやすい部分なんです。
月経中となると、汗に加え、経血の水分もあわさって湿度が上がります。
その上防水性の高い生理用ナプキンや、締め付け感の強いガードルによって密封されると、更に湿度はこもります。結果皮膚がふやけ、角質層が弱り抵抗力が下がるのです。
その状態で、ナプキンなどの繊維刺激が重なると皮膚が反応してかゆみ、かぶれが起こります。




使い捨てナプキンの中の高分子吸収体
ドラッグストアに行って使い捨てナプキンのパッケージを見てみました。
あるブランドのナプキンには、
◆経血をジェル状に固めて閉じ込めるため逆戻りしない
◆そしてジェルがショーツ内の湿気をキャッチ
と書かれていました。
このように、使い捨てナプキンはジェルを使うことで湿度を下げて蒸れにくくする工夫がされているんですね。
補足して言うと、ジェルというのは、「高分子吸収体」です。
CMなどで耳にしたこともありませんか?
高分子吸収体は、水分(経血)を吸収することで、固まる冷却ジェルです。
使い捨てナプキンに、水を含ませ表面をカットすると、写真のようなジェル状のものが出てきます。それが高分子吸収体です。
生理期間中に、使い捨てナプキンを使った状態では、ショーツ内の温度が通常時34度に対し、約36度にも上がります。
温度が高いこと、そして湿度が高いことが重なって起こるかゆみに対処するため、温度の下がる高分子吸収体を使用することで「温度」と「湿度」の面での解決策となるのです。(参照:特許電子図書館)


一方、布ナプキンは、主に天然素材を使用しています。ですので、基本的に通気性があります。
また、キューズベリーでは、漏れを防ぐために、すべての布ナプキンに「防水シート」を使用しています。
一見「防水シートで水を通さないようにしたら、ムレてしまうんじゃないの?」と思われるかもしれません。実際、私もそう思ったんです。
しかし、この素材の素晴らしいところは、「水」は通さないけれども、「湿気」は通すのです。
「水と湿度、どちらも同じH2Oなのに…?」と、疑問がいっぱいだったので、この防水シートを作っている東洋クロスさんにお話を伺いました。
水は液体、水蒸気は気体です。わかりやすく図で説明すると、下のように水蒸気がたくさん集まった塊が水であり、水蒸気と水では見かけ上の大きさが違います。その違いを利用して、「水蒸気は通すけれど、水は通さない大きさの穴」が空いているのが防水シートです。
この防水シートを日本化学繊維検査協会で検査したところ、透湿度(湿気を通す量)は1248g/24時間でした。

実は、私もずっと生理中の肌のかぶれ、かゆみには悩まされていました。
そんな時に、キューズベリーの布ナ プキン開発がスタート。
そこで布ナプキ ンのメリットとして肌にやさしいと聞き、モニターとして、どこかで自分の悩みが解決できることを祈り使ってみました。
元々汗っかきの私ですが、夏のある生理期間中に試してみました。使い捨てナプ キン使用時と比べての率直な感想は、肌の状態が違う!ということです。
具体的に言うと、使い捨てナプキンを使っている時は、汗と経血からくる湿気で、肌がふやけているのが一目瞭然でした。ふやけるだけでなく、かゆみもともなっていました。
一方、布ナプキン使用中は、布ナプキン自体が私の汗も吸い取っているようです。使用後の布ナプキ ンを触ってみると、肌に触れていなくて経血がついていない外側の生地も少し湿っており、布を通して湿気を逃がしてくれているのを実感できました。
使い捨てのものにも、布ナプキンにもそれぞれあるムレに対する工夫。
それぞれの特徴を知った上で、ご自身にあった生理用品選びをしてくださいね。

月経期でなくとも、わたしたちの外陰部はさまざまなストレスにさらされています。
甘いものを食べ過ぎたり食生活のバランスが崩れると、おりものの性質が変わったり、尿にも過剰摂取した糖が分泌されます。
結果、経血と糖が反応し細菌の繁殖が促されるのです。
それが、通気性の悪い環境ではかゆみやかぶれに移行しやすくなります。
そもそも、 女性の膣内には菌が住んでいて、子宮内に外部からの悪いウイルスなどが侵入しないように身体を守ってくれています。
腸内を守るビフィズズ菌をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
しかし、月経時には、経血の排出と一緒にその菌まで排出されるため体を守る作用が低下します。それに、ナプキンの繊維刺激も加わって、普段に増してかぶれやかゆみなどの外陰部のトラブルが増えることになります。
また、心理的ストレスも、抵抗力の低下を招くので、生理期間中にはリラックスして体を休ませてあげることを心がけてく
ださいね。


わたしたち女性の下腹部には妊娠出産をつかさどる卵巣や子宮といった大切な臓器があり、月経や排卵などの性周期とともに、女性ホルモンの分泌が複雑に変化しています。
身体が冷えると血液循環が悪くなり、手足、下腹部へと広がっていきます。
やがて冷えによって自律神経が乱れ、女性ホルモン分泌のバランスが崩れます。
また月経時には一時的に血液量が減り、赤血球によって運ばれる酸素も減るため
熱エネルギーが作られにくくなり冷えやすくなります。
最近では慢性的に貧血の女性も多く、新陳代謝がうまくいかず低体温となり、いわゆる冷え性から、便秘や肌荒れ、むくみ、月経不順や不妊症、生理痛、倦怠感などの体調不良を訴えることも珍しくありません。


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